珠玉のダン様金言集





 “I happen to be a Republican president -- ah, the vice president. ”

         私はたまたま共和党所属の大統領・・・オウッ、いえ副大統領です

          ───副大統領時代のダン様の言葉。日頃ブッシュ万歳節を
          唱えていても、心の底では権力欲が渦巻いていたようです。
          しかしうっかりするにも程があります。





 “Great American sport.Horseshoes is a very great game. I love it.”

          アメリカの偉大なスポーツ、蹄鉄投げは非常に素晴らしいゲームです。
          私は大好きです

          ───「蹄鉄投げ」というのは ポールに向かって蹄鉄を投げる・・・
          要は輪投げみたいなゲームの事。なんとなくゲートボール系の香りが
          しますが。常に全力投球というか強弱をつけられないダン様。 どうも
          彼は
‘great’をつけておけばいいと思っているフシがあります。





 “Unfortunately,the people of Louisiana are not racists.”

        不運な事に、ルイジアナの人達は人種差別主義者ではありません。

          ───白人至上主義者のデヴィッド・デューク氏(共和党)がルイジアナ
          州知事選に立候補した時のダン様の言葉。とある講演で 『選挙運動で
          行くと農家の皆さんが家の中に入っちゃうんです。なんかエイズが
        来たように思われて』
と言った森元首相同様、選んだ奴らの方
          に責任がある気がしてくるスケールの失言。





 “The Holocaust was an obscene period in our nation's history・・・”

          ホロコーストは我が国の歴史のおぞましい一部分です・・・

          ───副大統領候補として、ホロコーストについて尋ねられた時の
          ダン様の言葉。彼のオツムが地理に関して非常にネジが緩んでいる
          のはここまで見てきた通りですが、その点、国境すら彼の敵ではない
          ようです。なにも人の国の負の歴史まで引き受ける事はないと思います
          が。グローバルに
「地球人」を標榜している(と勝手に決めてみた)
          ダン様にとって、地球上で起きた事は全て 『我が国の歴史』なの
          かもしれません。





 “Public speaking is very easy.”

        演説は非常に容易です。

          ───上院議員時代のダン様がリポーターに言った言葉。自分をヲチ
          する雑誌が本屋に並んでいるという状況に至っても、その鉄の心臓は
          相変わらず。普通の人間なら満身創痍でとっくに無人島に逃げたくなっ
          てる所だと思いますが、空気が読めない (というか
字が読めない)
          ダン様、世論に関わらず常に絶好調です。





 “Who's going to beat me?”

        誰が私に勝つというのですか?

          ───1996年大統領選挙時のダン様の言葉。普通、公職を退くと
          自分を顧みる余裕が出てきて多少は謙虚になりそうなものですが、
          彼の自信は地位に裏打ちされたものではなく
先天的なものだった
          ようです。もうここまでくると脱帽です。





 “I'm ready.”

        準備は出来ています

          ───92年に来日したブッシュ大統領が首相主催の夕食会で嘔吐
          して倒れた時、大統領の代理としての己の能力についてダン様が
          吐いたセリフ。彼以外の全ての人間が頭の中でツッコミを入れただろう
          名セリフ。






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